27日26時頃まで栃木の会社にいた為、28日の前日練習に参加できませんでした。どうにも12連勤(全部出張)の疲れがとれず、当日は寝坊するし気が重いスタートとなりました。
公式練習で走り出すと、初めての現象が発生しました。
秘技、片輪走行。
それでもなんとかタイムトライアルは僅差で1位。ただ、予選レースでは、より角度の鋭い秘技を披露してしまった上に、タイヤがたれてきてパスされ、2位フィニッシュ。
決勝は、予選レースの教訓から、少しリアのセッティングを変更して、タイヤのエア圧も下げてみる事にしました。
そして決勝16周スタート。上手い事決まってトップに。3周目あたりで、後方において多重クラッシュが発生して赤旗中断。14周レースで再開することとなりました。
赤旗前の走行で、予選と同じく、タイヤのピークが早くにきてしまう兆候を感じ取ったため、中断中にエア圧を落として再スタート。再スタートでもトップに立ち、そこから2位との長い戦いが続く事となりました。7周目あたりで相手のタイヤのピークがきたようで、コーナーで並ばれたりしながらも、ぎりぎりでポジションを守るといった周回が続きました。
僕のタイヤのピークはもっと後に来るはずなので、この2、3周を耐え抜けば逃げ切れるはずと信じて走っていたら、10周目あたりから徐々に差を広げる事ができました。前回のレースとは全く違い、胃もたれするような濃厚なレースでした。
2勝により、KT(ENJOY)クラスは強制的に卒業となりましたので、次戦よりヤマハSSクラスに出場します。秘技を披露しないようなマシンにした上で、猛練習しなきゃなりません。