2012年1月8日日曜日

大河ドラマ「平清盛」

初回だったので、とりあえず観てみました。

それにしても白河法皇って気持ち悪いオッサンですね。僕が鳥羽天皇だったら反旗を翻してるんじゃないかと思います。

しかしながら、龍馬伝もそうでしたが、「この世の中間違ってるよ」って思っても、それに逆らって失敗したら死に繋がるわけですから、一つ一つの決断が大変です。昨日の明け方も「フォーヴァンデッタ」というイギリスの暴力革命映画を観ていて思いました。

先を見通す力があって確信の元に行動を起こすのか、それともその行為の危険性を察知する能力の欠けてる人が突っ走っちゃうのか。多分昔の英雄って、両方の要素を持ち合わせていないと、革命的武功をあげることができなかったんじゃないかと思います。

それに比べて今の世の中は、どんな選択をしても、大概は死にません。楽な時代です。その分、自分から死のうとする人が多いのですから、皮肉なものです。

これもまたテレビ番組で、キングカズのブラジル時代にフォーカスしたものを観ましたら、
「いままで谷があってもすぐ山があったから、谷でも頑張れる。まあ谷っていっても大した事ないんじゃないですかね。宇宙規模でいったら。」
という趣旨の事をカズさんがおっしゃっていました。

人生の重要な選択をし、初志貫徹することにはそのような山谷がつきものだと思います。ただ、宇宙規模で(自分の状況を客観的に考えて)いったら、どんな無茶な選択もできる時代だと思います。

今の僕は明らかに上り坂。いつまでも頂上が見えない方が幸せなのかもしれません。

0 件のコメント:

コメントを投稿